UXのてなおし

先日のシリコンオイル充填で上手くいったと思っていたUXですが、
昨日の朝見てたら文字盤に5ミリ程度の気泡が出てました。


あ〜、やっぱりどっかから漏れちゃったのかなあ、もう少し粘度の高い
オイルじゃないとダメかなあ。パッキンも交換しなきゃダメかなあ。
などとしょんぼりしつつ装着。
ところが暫くしたら気泡は綺麗に消えてました。


あ、そうだ、以前のEZM2ってモデルの頃は冬の寒い朝に文字盤に気泡が
出るって聞いた事があるな。
腕に付けて暫くすると消えるって。
そうか、この気泡はそれか。


そうなったら対処方法は思いつきます。
時計を冷凍庫に入れてガンガン冷やします。

2時間程冷やしたら結構大きな気泡が出ました。
すぐさま同じく冷凍庫で冷やしたシリコンオイルを補充します。
要は冷やして体積を少なくした状態でパンパンに詰めるんです。

実はUXは裏蓋の中心が可動式なんです。
どうやらこの動く裏蓋部分で体積変化を吸収していたんですね。
裏蓋が縮んでいる状態で補充したから冷えた時にオイルの体積が小さくなって
気泡が出てきたんですね。
ちなみに冷えた状態で補充後、常温になったら裏蓋が持ち上がってました。
これで完璧?。


いやいや、まだまだ判りませんなあ。
でも結構楽しいです。


−−−−おことわり−−−−
この記事内容について真似されて損害が発生しても責任は一切負いません。
はっきり言って自分での作業は推奨しません。
実はオイルもあまり安くありません、50CCも使わないのに販売は1リットル単位だし。
リスクばかりが高すぎて高価な時計を破壊する危険がございます。
スイス製電池の方が素敵に決まってます。
ドイツ製オイルの方がぬめぬめと針が動いて格好いいです。
ホッタ万歳!