キャンピングトレーラーについて

今日はキャンピングトレーラーについての考察。

 

自分の中でキャンピングカー熱が高まっております。

で、先週土曜日にキャンピングトレーラーを見に行ったわけです。

 

普通のキャンピングカーはハイエースやキャラバンがベースのいわゆるバンコンや、トラックベースのキャブコンが一般的ですね。

「コン」はコンバージョン、改造の意味だそうです。

バンコンはバン(箱形貨物自動車)を改造したキャンピングカーで、キャブコンはキャブ(貨物自動車の運転席)つまりトラックを改造したキャンピングカーらしい。

 

もちろんどちらも自走能力があります。

単体で走って止まれる。

なんなら(特にバンコンなら)普段のお買い物にだって使えます。

 

それに比べると、トレーラータイプは比較的マイナー。

牽引車とトレーラーを足すとかなりの全長になります。

当然普通車用駐車スペース一台分には収まりません。

旅行中の駐車場は慢性的に困るのが容易に想像されます。

さらにバックで駐車なんて、その難易度の高さは考えただけで恐ろしい。

あと、置き場所の問題もありますね。

そこらへんのハードルの高さは正直かなり勇気が要ります。

 

しかしそれでもトレーラーが欲しい理由は「奥様がアウトランダーPHEVに乗っているから」なのです。

アウトランダーPHEVはその搭載されたバッテリーを1500Wまで出力する機能があります。

しかも駆動用バッテリーからの給電なので容量もかなりのもの。

VtoH(vehicle to home)にも対応する容量があり、バッテリー満タンで一般的な住宅の一日分程度の電源を供給する能力があるそうです。

そして、走行せずにエンジンを掛けて充電すれば結構な早さで充電されます。

ガソリン満タンならば、一般家庭住宅10日以上は電源供給可能だそう。

 

つまりアウトさんへ100Vケーブルを繋げれば、トレーラー内部では電気使い放題!。

エアコンや電子レンジやテレビや冷蔵庫くらいは、アウトさんからの給電で一晩以上問題無く使えそうなんです。

 

一般的なキャンピングカーでは、オートキャンプ場の電源サイトでしか実現しない事が、何も無い原っぱでも当たり前に出来てしまう。

せっかくPHEV乗ってるんだし、その恩恵を災害時以外でも預かりたいみたいなね。

 

あと、トレーラーは当然、推進力を持たないのでその分安いってのもあります。

トレーラーと同じ居住性を考えると1.5~2tトントラックベースのキャブコンになりますが、キャブコンの新車だと450~600万円くらいになりますからね~。

それがトレーラーだと220~400万円くらいです。

単純に車両代分が安い。

 

さらに言えば先の電源問題を考えると、バンコンキャブコンだとたとえばエンジン掛けずに冷房を効かせたい場合どうしても別途電源が必要。

冷房を使う程の容量となるとキャンプ場の電源サイトでは容量不足の可能性も高い。

何処でもクーラーを使うには、おそらく自前の比較的大きい発電機が必要で、しかもその騒音問題にはだいぶ悩まされる事になりそう。

密集したキャンプサイトでは周囲への迷惑を考えるとたぶん無理ぽい。

高密度大容量バッテリーをキャンピングカーに搭載する方法もあるみたいですがかなりの費用になりそうです。

  

それらをトータル的に考えると、アウトランダーPHEVに乗ってるのならキャンピングトレーラー買わなきゃ損じゃね?的なノリ(笑)。

 

まあそんな熱もしゅしゅーって消えちゃう可能性ももちろんありますね。

やはり少し大きい買い物なので~。