数年前に購入したIBMのThinkPad X40、今では現役も退き活躍の場はほとんど
なくなっていた。
そもそもバッテリーがすでに終了状態なので、モバイルで活躍する事はまず
無かったんだけどね。
最近ちょっとこのPCを使いたい気分になり、再生みてみる事にした。
バッテリーは互換品の新品でも買うことにして、このPCの問題点を改善して
みようかと。
このPCの最大の問題点は動作の遅さ。
どうもこれはCPUの問題ではなく、搭載しているHDDが1.8インチのとても性能
の低いドライブに起因しているらしい。
最新HDDを入れようにも、普通のノート用は2.5インチなので物理的に入らない
のです。
ネットの情報で知ったのだが、最近はやりのSSD(Solid State Drive)を使うと
劇的に早くなるらしい。
SSDとはフラッシュメモリーをHDDの代わりにするドライブです。モーターも
入ってないので、HDD特有の回転音やカリカリ音がありません。
HDDに比べて、動作が速く衝撃にも強いのでまさしくノートPC向けです。
難点は
・容量単価が高い
・書き込み回数の寿命により、使い方によっては単寿命
・3万円以下だと32GB程度しか買えない
・高くても128GBくらいまでしか無い
などがあります。
ま、トータル的にサブとして使うこのPCにはもってこいです。
早速通販でお取り寄せ。
MtronのZIFインターフェイス1.8インチSSDの32GB、ZIF→2.5HDDのアダプター、
フラットケーブルの3点です。
翌日には届いたので、さっそく分解開始。
ノートPCの分解は久しぶりですが、IBMのPCは分解しやすくて楽です。
フラットケーブルの取り回しに難儀しましたが、何とか換装終了。
なんのトラブルもなく認識できました。
容量が40GB→32GBと小さくなったのもあるし、あまりアプリを入れないで
なるべく軽く使いたいので、イチからセットアップすることにしました。
リカバリディスクで再構築。
アップデート地獄が続いております。
いったい何度再起動しただろう。
でも、SSDのおかげで再起動時間が劇的に短くなってます。
それにとても静か!CPUファンの音しかしなくなりました。
気に入った〜。