SINN UXふっかーつ

先日電池交換して抜けてしまったUXのシリコンオイルを充填します。

元々どのようなシリコンオイルが入っていたのか全く不明なのですが、粘度が
低く比較的揮発性のあるオイルでしたので、信越シリコーンの一番粘度の低い
ヤツを入れて見ます。

まずは裏蓋開けてジャバジャバとシリコンオイルで洗います。
裏蓋をきつく締めてから、



上面のねじ穴から、このように注射器で注入します。

勢いよく注入したら気泡もうまく追い出せました。

この時計の魅力は、こんな角度からでもしっかり読めること。
まるで針がガラス表面にあるかのように見えます。


さて、問題は今後ですね。
純正オイルでは無いのでもちろん不具合が出る可能性も高いわけです。
精度が狂うインデックスの塗料が剥がれる、オイルが漏れる等のトラブルが
予想されます。
が、大丈夫かもしれません。
こればかりは長い時間が必要です。
もしかしたら、ドイツよりも良いオイルの可能性だってあるわけですし。


もし壊れたら正規品の新品買い直します。


−−−−おことわり−−−−

この記事内容について真似されて損害が発生しても責任は一切負いません。
はっきり言って自分での作業は推奨しません。
実はオイルもあまり安くありません、50CCも使わないのに販売は1リットル単位だし。
リスクばかりが高すぎて高価な時計を破壊する危険がございます。
ホッタ万歳!


※追記
この状態では気温が下がるとすぐに気泡が発生する事が判明。
数日後のブログで対策してみました。